HerokuでJavaのバージョンを固定しないと起こりうる問題

HerokuでJavaのバージョンを固定しないと起こりうる問題

HerokuでWebアプリケーションを稼働させる時に気にしておくべきことを紹介します。

HerokuはPaaSなのでライブラリなどはHerokuがプラットホームとして用意し提供してくれます。セキュリティパッチや新バージョンへのメンテナンスも全てHerokuが実行してくれます。言い換えれば、自分でメンテナンスしなくても済むというメリットはありますが、いつもならやっていた互換性を確保するという事を自身で管理しなくてもいいというわけではありません。

例えば一般的なJavaのwebアプリケーションならこんな事を気にするでしょう。

  • JDKのバージョンを固定する
  • 使用しているライブラリのバージョンを固定する
  • 実行環境の条件を固定する

最近ですと開発環境とステージング環境と本番環境全て同じ環境にして、オーケストレーションツールを利用し構築・再現方法も同じにするという事を行うのが一般的です。

HerokuのTwelve-Factor Appでも述べられている通りです。

http://12factor.net/ja/dev-prod-parity

現時点ですがHerokuのJavaがdynoを再起動すると最新のJavaのバージョンを参照するようになっているので、マイナーバージョンアップした時に前提条件が全く同じでないので、タイミングによっては前提条件が崩れる事があります。

下記のような致命的なエラーが発生するケースもあったので、原因と回避方法をお伝えしておきます。

現象

JDK8u60を利用するようになってから、バージョンを固定して使っていたAWS SDKのS3へのアクセスでエラーが発生。

原因

JDK8u60で時刻関係の扱いに変更が入ったのと、JodaTimeのバグとAWS SDKの認証トークン・シグネチャの生成の仕組みの組み合わせが重なり、不正なトークンが生成される形となった。

詳細はaws-sdk-javaのIssueを参照

https://github.com/aws/aws-sdk-java/issues/444 https://github.com/aws/aws-sdk-java/issues/484

対策方法

  • joda-timeのバージョンを事情があって変更できない場合
    • Java8u51を固定して利用する
    • Java8u60を使う場合
      • aws-sdk-javaのバージョンを最新にする

Javaのバージョンを固定する

HerokuでJavaのバージョンを固定化して利用するにはherokuコマンドでパラメータで実行します。

$heroku config:set JDK_URL_1_8=http://lang-jvm.s3.amazonaws.com/jdk/openjdk1.8.0_51-cedar14.tar.gz

固定する事で万が一dynoのrebootが走っても前提条件を担保できます。

根本的な対応

JDKのバージョンを固定するというのは意図しない動作をしないためのものであって、長い運用の中では一定のサイクルで見直すべき事です。テスト実施後にリリースタイミングを見計らい最新バージョンでも動くようしましょう。

今回の例なら根本的な対応しとして、根本的に解決するにはJodaTimeを2.8.1を使用する必要があり、aws-sdk-javaを1.10.1以降のバージョンに更新することで問題を解消できます。

最後に

オーケストレーションツールを使ってImmutable Infrastructureを意識し構築していく事は対応速度・開発効率だけでなく運用トラブルを避ける事にも繋がります。 クラウドサービスは便利な反面、押さえておかないポイントも多々あるので意識して使っていきたいですね。

2017/06/07 追記

Twitterにてコメントをいただきましたので追記します。

言及ありがとうございます。タイトルが少しミスリードでしたね。 実行環境がデプロイした時に想定していないバージョンの組み合わせになっていたという所から発生するので、PaaSに限らずこの辺意識していきたいところです。

atWare girls

atWare girls

Hi, everyone! Thanks for reading my post. I am Kaoru Matsuoka and I work for atWare as a developer.I am a member of KEY TEAM in atWare.

I am not that a good writer so I just want to simply introduce atWare's girls today.

There are 6 girls at atWare includ me. I'd like to interpret them one by one.


The first is H.K. さん

1
She is a great manager and besides, a completely tokyo citizen own a good sense of style.



The second is Y.K. さん

2
She belongs to Back Office at atWare. She is a working mother.
Balancing work and family life perfectly.



The Third is M.I. さん

3
She also works in Back Office at atWare.
She is always smiling and do many paper works for us.
In every monthly routine meeting day, She prepares lunch boxes for us.
And bellow is the pleasent moment picture I token at last week.

4



The fourth is S.K. さん

5
She is the only female leader at atWare.
With strong ability in listening, communication and organization.
Sometimes she speak with a Kansai accent.
As far as I know, her favorite food is chicken.



The last is J.I. さん

6
She is the youngest girl at atWare. Sometimes a kind of Shy.
As a system engineer, she has a great experience in web application development.
She is now lives in Houkaidou.



As a minority group , we always eat lunch together.
We like each other and enjoy great time together.
At the end, I want to show a picture of what we have lunch together.

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Couchbase Live Tokyo 2015

Couchbase Live Tokyo 2015

みなさん、こんにちは。アットウェアの矢納です。
先日8/31(月)に豊洲で開催されたCouchbase Live Tokyo 2015にスピーカとして参加してきました。今回は発表の内容を紹介して行きたいと思います。

IoT Platform 「Yanoh!(TBD)」

今回のセッションのタイトルは"IoT Platform 「Yanoh!(TBD)」"です。「Yanoh!」は正式名ではありません。正式名は後ほど。

プラットフォーム名

zabuton-couch.png

内容の紹介に入る前にプラットフォーム名をご紹介します。

Zabutton




なぜZabutonなのか?

Couchbaseからカウチ(ソファ)を連想することができると思います。ソファは家人や来客がゆったりとくつろげるようにする物です。カウチの歴史は18世紀にフランスで誕生したものです。つまり西洋風の物なのです。
では和風な家人や来客がゆったりとくつろげるようにする物はなんでしょうか。そうです。座布団です。さらに座布団はどこにでも持ち運びが可能でどこでも使う事ができます。

これらの意味をこめて「Zabuton」という名がつきました。

Couchbase Mobile × IoT

さて、「IoTの分野にCouchbase Mobileは合致するのだろうか」という率直な疑問に答えていきましょう。

  • IoTの分野では多くのデータのやり取りを行います。リアルタイムを求められる状況で1ms以下の応答時間は非常に大事な物になって行きます。
  • 複数デバイスとの同期 IoTの分野ではセンサー等を使い、多くの場所からのデータを取得すると思います。その際のデータの同期処理を独自で実装するには非常にコストがかかります。この同期の処理が非常に簡単に書く事できます。

この2つの要点からCouchbase MobileとIoTのコラボができることを判断しました。

Office × IoT

CouchbaseとIoTをコラボさせるのは分かっていただけたでしょうか。では、次はどの分野とコラボするかです。今日、IoTは様々な分野に進出しています。家や鉄道、農業、学業、オフィス、商業施設など様々です。その中、今回選択したのは オフィス です。
農業じゃないのか!?と思われた人もいるかもしれません。確かに気温や空気流れ等を測定し、温度調整や換気窓の開閉の制御など色々と思い浮かべるかもしれません。ですが、農業とコラボをしようするとかなり多くのコストがかかります。自分でビニールハウスを建てるわけにはいきません。農家さんと協力が得れても、窓の開閉に使うモータの設置にコストがかかります。
それに比べオフィスはどうでしょう。私たちに身近なところにもなります。みなさん、会社の中を見回してみてください。解決したい問題なのに軽視されているものはありませんか。今回考えたユースケースはそのような問題に対してのソリューションです。

Technology

ユースケース紹介の前に「Zabuton」がどのような技術を使って実現しているかを見て行きましょう。

ベースレイヤー

ここはCouchbase社の Couchbase Mobile です。Couchbase Mobileは "Couchbase Server""Sync Gateway""Couchbase Lite" で構成されています。
Sync Gatewayを使う事により、複数のモバイル端末とデータの同期を簡単に行う事ができます。

エンドレイヤー

ここは 人とモノをつなげる 部分をなります。
iBeaconやNFC、各種センサーを使い、身の回りのデータを集めます。

ミドルレイヤー

ベースレイヤーとエンドレイヤーだけではデータを集めて、それを保存しているだけです。この二つのレイヤーだけでは動きません。 なので 収集したデータを中継・表示する ものが必要となります。スマートフォンやブラウザ、RaspberryPi等を使って、それらをやります。

アプリケーション

では、今回作成した「Zabuton」の紹介と「Zabuton」を使ったアプリケーションを紹介していきます。
ここで今回考えたユースケースを簡単に理解してもらうために動画を用意致しました。こちらをどうぞ。

今回考えたユースケースはこちらになります

  • リソース空き状況確認
  • チェックイン/チェックアウト
  • トラッキング

リソース空き状況確認

最初は リソース空き状況確認 ですね。動画でもあった通りトイレの空き状況チェックアプリです。

オフィスビルだとトイレの数はそれほど多くないのですぐに渋滞になることがあります。またオフィスビルだけでは無く、将来的に商業施設への展開を考えました。トイレについてから状況が分かっても仕方ないのです。トイレに着く前に空いているトイレがどこかを知りたいのです。

処理フロー

  1. IR Sensar(赤外線センサー)で人を認識。常にONになっているiBeaconをOFFにします。
  2. RaspberryPiがiBeaconのステータスを監視
  3. iBeaconのステータスを更新。
    iBeaconのステータスを更新する際に今回作成した「Zabuton」の一部、 "Zabuton Server"のAPI を呼びます。この"Zabuton Server"がSync GatewayのREST APIを使いデータを更新します。
  4. スマートフォンとはSync Gatewayにより自動同期され、空き状況を確認することができます






「なぜRaspberryPi上にCouchbase Liteを起動させないのか」と疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。
開発初期の頃はRaspberryPi上にCouchbase Liteを起動させ、Sync Gatewayを使って自動同期を行っていました。ですが、データ同期に10秒以上という非常に時間がかかっていました。この問題を解決するために"Zabuton Server"を開発し、そのAPIを呼ぶようにしました。
では、なぜ同期に時間がかかったのでしょうか。簡単な話でした。Couchbase ServerとSync Gatewayを動かしているサーバのスペック不足でした。サーバのスペックを上げたところ、同期にかかる時間が1秒近くになりました。

チェックイン/チェックアウト

次に2つ目の チェックイン/チェックアウト です。動画ではある場所についた際、アプリを使ってその場所のロックを解除することができるものでした。当初はiBeaconを使ってそれを実現しようと考えていましたが、時間との都合がつかず完成に至りませんでした。
ですが、その人がある場所に来たというのをNFCを利用して実現することができました。

処理フロー

  1. ICカードリーダでカード情報読みます。
  2. カードのIDをKEYにして、その人がどの場所に入った(出た)かを記録します。
    この際も"Zabuton Server"を経由してデータを更新しています。
  3. チェックイン状況はWEBから確認することができます。


これで誰がどこに行ったかは記録できるのですが、どのNFC(RaspberryPi)がどの場所なのかを事前に登録しておく必要が有ります。これは専用のサイトから登録が可能です。





トラッキング

最後に3つ目のトラッキングです。動画ではボスの位置を把握して慌てずに会議室に行くというものでした。ボスの位置を見ながらではなく、時間前に会議室に行くのがベストですよ。
さて、これを実現するにはこれは各所にiBeaconが配置されている前提です。各所に配置されたiBeaconを使ってその人がどこにいるかを記録するものです。

処理フロー

  1. スマートフォンでiBeaconシグナルを受けとる。
  2. 10秒以上連続でシグナルを受け取っている場合にその場所にいると判断する
  3. データの更新


これを利用すればチェックイン/チェックアウトにも適用することは可能です。





今後

「Zabuton」があることでほんの少し皆さんが幸せになるのではないのでしょうか。
ですが、まだ問題はたくさんあります。トラッキングでは個人がどこに行ったのかがまるわかりになってしますので、プライバシーの問題になりかねません。また、各所に配置するiBeaconの情報登録サイトは作成したのですが、セキュリティがありません。全員がすべてのiBeacon情報を更新することができます。
もちろん問題だけではありません。期待もあります。限度はあると思いますが、個人の情報を集めることができますので、その人だけの情報をお届けすることが可能となります。

スマートフォン向けのライブラリは現状Androidしかありません。iOS版は作成中です。また、RaspberryPi上でCouchbase Liteを動作させていませんでしたので、Couchbase Liteを使ったタイプを作成する予定です。
今回作成したライブライはatWareのGithubで公開予定です。公開した際にはこのブログで紹介したいと思います。

開発協力者

名前:Nguyễn Anh Huy(ベトナムインターンシップ生)
ニックネーム:ジャック
好きなこと:食、旅行、スポーツ、音楽
スキル:英語、Android、Go言語

名前:Tue Ngo(ベトナムインターンシップ生)
ニックネーム:けんじ
好きなこと:飲み、スポーツ
スキル:ハードウェア、Python

名前:Priyatam Mudivarti
会社:Facjure, LLC
「Zabuton」の名付け親

名前:北野弘治
役職:福社長
「Zabuton」のアドバイザー

AngularJS+GoogleMapに挑戦したら予想以上にはまった話

AngularJS+GoogleMapに挑戦したら予想以上にはまった話

皆さんこんにちは。KEYチームの武永です。

現在GoogleMapを使ったWebアプリを作っています。
ほぼ初挑戦となるAngularJSを使っています。
予想では2時間程でできるかなと思っていたのですが、
かなりはまったので今後同じことにならないよう自分のためにも記録しておこうと思います。

その際使用していたのが「angular-google-maps」です。
こちらを使用した日本語の記事がいくつかあったのでそちらを参考にしていたのですが、上手くいかず
サンプルコードをそのままコピー下にもかかわらず動きませんでした(汗)

原因としては「angular-google-maps」のバージョンアップに伴い使い方が一部変化しており、
私が参考にした日本語の記事のものでは動かなかったということでした。

では、はまった部分も含めて実際のコードを見ていきましょう。
今回作成したものはGoogleMapを表示してマップ上に複数のマーカーを表示するというものです。

「angular-google-maps」のインストール

以下コマンドを実行

bower install angular-google-maps --save

scriptタグを追加 bower install を実行後は「angular-google-maps.js」が追加されています。 それよりも前に以下のタグを追加します。

<script src="//maps.googleapis.com/maps/api/js?sensor=false"></script>

app.jsの作成

map.jsの作成

map.htmlの作成

CSSの設定

実はこれに一番悩みました。
これを行わないとGoogleMapは表示されないのですが、
私は指定しなくても適当なサイズで表示されるものだと勝手に思い込んでいました。
1時間弱悩んでまさかと思い、追加してみて表示された時は本当にムダな時間を使ったと感じてしまいました。
解決した後に公式をもう一度見直すと

Specify an height via CSS for the map container

としっかり書かれてました。見落としてました。。。

実際に動かしてみたものがこちらになります。

表示させてみると非常に単純なものなのに予想以上に時間がかかりました。

最後に

色々悩みましたが目的としていた部分までほぼ知識がない状態で辿りつけたので動作した時には嬉しかったですね。
同じようなはまり方をしている人の少しでも参考になれば幸いです。
今回使用したAngularJSは1系で2系では書き方が大幅に変わるらしいのでそちらも勉強していきたいです。

Go for Argentina

Go for Argentina

KEYチームのアライです。
以前 footgolf について書きましたが(記事はコチラ)、最近更にテレビや雑誌で取り上げられることが多くなってきました。
それもそのはず!2012年に第一回ワールドカップが開催されたので、サッカーワールドカップ開催周期と同様に、
4年後の来年2016年に第二回ワールドカップがアルゼンチンで開催されます。

余談ですが、サッカーワールドカップの開催周期が4年なのは、オリンピックに対抗したためだそうです。
アマチュアだけでは世界一を決められないとサッカー界が主張していたものの、
オリンピックは今でこそプロも参加していますが、以前はアマチュア主義を貫いていたため、 サッカー界は独自の大会を主催し、ワールドカップが誕生しました。

 日本では、2015年7月の大会を皮切りに、既に日本代表の選考が始まっています。
今回は10名の選出を予定していて、選出規程は以下の通り(詳細は日本フットゴルフ協会HP参照コチラ)。
 第13回から第18回の「フットゴルフジャパンオープン 」で各大会の上位5名に入ることで、
11月8日に開催される「フットゴルフジャパンオープン ファイナル 2015」への出場資格を取得できます。
「フットゴルフジャパンオープン ファイナル 2015」で上位5位までに入賞された選手5名と、
協会が対象大会及び「ファイナル2015」に出場した選手などから選出する5名の合計10名が選出されます。

このブログの投稿日9月27日は、第17回フットゴルフジャパンオープンがまさに行われていて、 アライも参加しています。
第14回大会で3位になったので、ファイナルへの出場権は得ていますが、
外国人選手との実戦経験を比べると差は歴然としているので、出来る限り大会に参加しています。
このタイミングでは結果を載せられませんが、国内でまだ一度も優勝したことがないので、
優勝を目指して頑張っていると思います!

もちろんワールドカップ日本代表を目指しています。
11月に良い報告を期待してください!!
Go For Algentina !!

Thinking about INVEST

Thinking about INVEST

INVEST

Have you ever heard the acronym "INVEST"?

The INVEST mnemonic was created by Bill Wake and it is introduced in The Agile Samurai(@jrasmusson 2010) .

"INVEST" is as a reminder of the characteristics of a good quality user story,

  • Indipendent
    • The user story should be self-contained, in a way that there is no inherent dependency on another user story.
  • Negotiable
    • User stories, up until they are part of an iteration, can always be changed and rewritten.
  • Valuable
    • A user story must deliver value to the end user.
  • Estimable
    • You must always be able to estimate the size of a user story.
  • Small
    • User stories should not be so big as to become impossible to plan/task/prioritize with a certain level of certainty.
  • Testable
    • The user story or its related description must provide the necessary information to make test development possible.

quated from wikipedia)

"Valuable" is easy understand Of these six words, So everyone will care But Testable,Small and Estimable are often forgotten.

If you noticed follow problems, It may be able to solve it by being conscious of INVEST.

  • Story goal is difficult to understand, Because acceptance criteria is not clear.
  • Story is hard to estimate, Because the size is huge.

INVEST User Story

Then I think about an example about the user story that is INVEST.

As a Administrator,
I want search user by name
So that I don't use time for find user in list.
  • Indipendent
    • OK. This story is inipendent feature.
  • Negotiable
    • OK. This story is not specified implementation.
  • Valuable
    • OK. To improve Administrator's work efficiency
  • Estimable
    • OK. It story may be modified 1 view (and 1 logic)
  • Small
    • OK. It is simple and small.
  • Testable
    • OK. Story is simple, (please confirm the acceptance criteria properly in PO.)

It is INVEST and good user story.

As a ramen JIRO lovers (sometimes called Jirolian),
I want to know which JIRO is open now
So I wants to go to Jiro as soon as I thought.

And this user story is INVEST too.

Conclusion

INVEST is good practice for writing user story.

How about if you try a Story-Gathering workshop while being conscious of INVEST?

Will be valuable to the workplace

Will be valuable to the workplace

My day

The most important thing is to serve as my role on the team. Create a team atmosphere that we can remove all the obstacles and support the consensus of the team. Sometimes you can make a midnight snack in the team. As well as give advice and, if necessary, the team fills a hole to proceed smoothly.

The work would defile my hand.

Company has a harmful person

It does not have a band or a person other than social etiquette. Do not chase him the same thing. Give it a good map to help chase the man of action. 1 and 2 will listen on that 5 and 6 times. Otherwise, this was detrimental to the team who continue No competent people to leave good people coming into the team.

People are not perfect.

Priority

If you want to achieve their professional duties at work, you must set the priorities. Mentors also receive comprehensive idea. However, it has the right to determine how to achieve their goals.

With strict with myself.

インターンシップ体験記・2015(神奈川大学 本田さん)

インターンシップ体験記・2015(神奈川大学 本田さん)

はじめに

こんにちは。神奈川大学経済学部の本田です。
8月31日~9月18日までの3週間、アットウェアでのインターンシップを経験させていただきましたので、その経験について書かせていただきます。

私はアジャイルチームとして、実践的なアジャイルプロセスを体験させていただきました。
開発したアプリケーションの概要や開発手順については先に投稿された幾谷さんの記事 コチラ をご参照ください。
3週間という長いようで短い期間のインターンシップでしたが、
まるで3年間ほどアットウェアで過ごしたかのように思える密度の濃い日々を送らせていただきました。
私が学ばせていただいたことは数え切れないほど多いのですが、中でも終生の思い出になると感じた3つの学びについて書かせていただきます。

アットウェアでの3つの学び

アットウェアのインターンシップを通じて私が学んだ3つのこと

  • HTML・CSS・bootstrapを中心とした様々な開発スキル
  • アジャイルプロセスがどのように開発現場で実践されているのか
  • 文系大学生として交流したことがない方々の生き方や考え方

HTML・CSS・bootstrapを中心とした様々な開発スキル

「Gitってなんですか?コマンドプロンプト使ったことないです」、これがインターンシップ初日の私の惨状でした。

アジャイルチームは私と幾谷さん計2人のチームで、
高専在学中の幾谷さんとプログラム未経験の私とでは時間にして7年分以上の経験の差がありました。
そこで私は浅学ながら少しだけ経験のあったHTMLやCSS等の開発のフロント部分を担当させていただき、幾谷さんがその他の全ての開発を担当する、という分担になりました。
しかし、フロント部分の開発だけでも相当に難航してしまいました。
冒頭でも述べたように私はGitの存在さえ知らず、幾谷さんとソースを共有するだけでも一苦労、という状態だったからです。
当然、HTMLエディタなんて使ったこともなく、ページの余白調整だけで丸一日を浪費してしまうこともありました。

このように、なぜインターンシップに応募しようと思ったのか?と思われても仕方がないような状況にも関わらず、社員の不破さんと矢納さん、幾谷さんは初歩の初歩から開発に必要な知識を丁寧に教えてくださいました。
不破さんにはCSSコーディングの一連の手法やデバッグの仕方を、矢納さんには私では手も足も出ないような技術の導入の仕方を、幾谷さんにはその他開発の途中で必要になる知識を逐一教えていただきました。

皆様のおかげで、ひよっこではありますが初日とは比べ物にならないくらいのスキルを身につけることができました。
springbootやbootstrap、gradleなんて聞いたことすらなかったのに、それらを触りだけでも扱えるようになったのはアットウェアの皆様のご教授があってのことです。
ありがとうございます。

アジャイルプロセスがどのように開発現場で実践されているのか

アジャイルプロセスという言葉はインターンシップ直前にネットで30分ほど調べただけで一体どのような手法なのか?やどんなツールを用いるのか?は全く知りませんでした。
しかし、この3週間の経験によってアジャイルプロセスがどんなものかおぼろげながら掴めた気分です。

特にアジャイルプロセス理解のための参考になったのは初日の武永さんのアジャイル講習です。
もし何も分からぬまま「アジャイル」という言葉を聞きかじっただけの状態で開発が始まってしまっていたら……、と考えるとこの講習にどれだけ助けられたか計り知れません。
開発中は何度もこの講習のノートをこっそりチートシートにして「イテレーション」や「スプリント」、「バックログ」といった用語を知ったふうに振舞っていました。
またアジャイルプロセスを実践するにあたって新井さんにはどれだけ感謝しても感謝しきれません。
私達のチームはタスクの切り分け方が雑だったり、足りなかったり、タスクにないことをやってしまっていたりと、
アジャイルプロセスを実践できていなかったところも多々あったのですが、新井さんは私達がどんなに失敗してしまっても、見捨てずにアドバイスをしてくださいました。
常に私達のことを案じてくださり、本当にありがとうございました。
一度失敗したことを二度失敗しないように今後も気をつけていきます。

アジャイル開発を実践させていただいたことで、
イテレーション毎の計画ゲームによるタスクの洗い出しや、イテレーション中のタスク管理、KPTによる振り返り等、
どんな本を読んでも決して学ぶことができない"アットウェア流"アジャイルプロセスを学ぶことができました。

文系大学生として交流したことがない方々の生き方や考え方

さまざまな知識を学べたことも良い経験でしたが、インターンシップでの一番の経験は多くの社員の方々と交流させていただいたことです。

私達はたった3週間のインターンシップ生であるにも関わらず、初日から最終日まで社員の方々はいつもにこやかに話しかけてくださいました。
毎日お座敷でお昼ご飯をご一緒させていただき、エンジニアリングや野球、家族の話など楽しかったり、ためになったりするお話をうかがうことができました。
休日には牧野さんのご自宅にお招きいただいてとてもおいしいご飯をいただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
このインターンシップでの一番大切な思い出です。

まとめ

このように私はアットウェアでのインターンシップでたくさんの知識と経験、思い出を得ることができました。

  • HTML・CSS・bootstrapを中心とした様々な開発スキル
  • アジャイルプロセスがどのように開発現場で実践されているのか
  • 文系大学生として交流したことがない方々の生き方や考え方

実は、私は就職での希望業界を全く考えておらず今までなんとなくパソコンが好きというだけで「希望業界はIT系・・・?」などと言っておりました。
今回のインターンシップも他のインターン生のような「これがやりたい!」という意思を持って参加していなかったことは否めません。

それでも今回のインターンシップを通じて将来はIT系に進みたいなあと明確に思えるようになりました。
他のインターン生と比べると私のスキルが劣っていることは明らかだったので、今後は猛勉強が必要だと思いますがこのインターンシップでの経験を思い出にがんばっていきます。

3週間本当にありがとうございました!

Try to React Native for Android

Try to React Native for Android

Hello everyone. I'm Masahiro Yanou of KEY Team.
Technology Post No7!!「Try to React Native for Android」.

Past Post List is here.

React Native published on GitHub as open source by Facebook. This blog introduce the React Native for Android Sample.
Attention Today(2015/09/24), React Native supported only OSX.

Preparation

Install JDK

Java Download Site

Install Homebrew

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

Install Android SDK

$ brew install android-sdk

Add ANDROIDHOME to .bashprofile

ex) $ export ANDROID_HOME=/usr/local/opt/android-sdk

Download Android SDK

$ android

Start Emulator

$ android avd

After create, click Sart...

Install node(nodebrew)

$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
$ nodebrew install-binary latest
$ nodebrew use latest

Install watchman and flow

$ brew install watchman
$ brew install flow

Quick Start

$ npm install -g react-native-cli
$ react-native init AwesomeProject
$ cd AwesomeProject/
$ react-native run-android
※In this time, run Server to load a JavaScript from device.
If don't run server, output as follows:
[warn] JS server not recognized, continuing with build...
※In this time, if device don't exist, happen error.
$ $ANDROID_HOME/platform-tools/adb shell am start -n com.raproject/.MainActivity
Starting: Intent { cmp=com.raproject/.MainActivity }

After run command, start application.

Add Button

Before this section, sample only. so, I try to add button.

$ npm install react-native-button --save

When create button, you need to another module. I was very surprised.

In this time, when click button, output current time. When output current time, I used moment.

$ npm install moment --save

HTTP Connection

One more thing.

When development android with Java, you should write http code as background.
But in this time, you don't care it. It's too easy.

I used ajax Library SuperAgent.

$ npm install superagent  --save

LAST

If you think react is very easy, you try React Native for Android .
See you next time.

Email: yanou at atware.co.jp

live alone one and a half years

live alone one and a half years

Hi, I'm Takenaga KEY team member.

I have lived alone one and a half years. This time, I wrote about living alone.

Meal

Colleagues and friends often ask me "Do you cook for yourself?".
It is very welcome because I receive the feelings that they are worried about me.
Pepole around me know that I don't cook.

breakfast

The first time I ate toast at home. I like to eat toast with cheese.
These days I buy breakfast at a convenience store and eat at office.
I want to sleep until the last minute because I hate mornings :-}.

lunch

Lunch is eating out because I don't cook.
I go to lunch with project members. It is a fun time to be able various talk with members.

dinner

Pepole around me cares about dinner.
I cook rice, but side dishes have been bought at the supermarket. So there are many fries. I am careful.
I consider nutritional balance to buy such as cup salad.

I sometimes cook simple things on holiday. For examle, sauteed vegetables, curry and rice etc.
I will continue to take care meal in the future because I think meals are the base of health management.
The photo is for illustrative purposes only :-)

cleaning

My parents often ask me about cleaning.
Every weekend I want to clean room, but I can't because I have plans or I don't have motivation :-&
Once every two weeks I vacuum the floor.
I was surprised that dust accumulates many despite I don't have too long time I'm in house.
It was good to buy a vacuum cleaner first.

last

It is a little, but I wrote that around pepole often ask me since I started living alone.
At first it was very anxious whether I can be well. However, It's going to be okay :-D
There are a lot of pepole who have experience living alone around you.
If you have a trouble, they will help you. So don't sweat it.
Now I enjoy the freedom of living alone.
I want to spend fun in the future.

Welcome to atWare

Welcome to atWare

I'm Susumu Arai KEY Team.
This time, I will introduce the company's environment.
The concept is "at home".

atWare, Inc. is located in the Minato Mirai, the nearest station is Minato Mirai Station.
Go out "No.4 Exit" and turn right when you see at "7-Eleven".
Take the escalator and walk rightward to take the escalator, you will arrive the 1st floor of the building.
And take the long escalator to 3rd floor,
walk rightward to take the elevator for the lower floors to 11th floor.
Then turn two left from the hall, you will see the entrance to the front.

 

It is arrived at the "Genkan" in 23 second.
The Genkan has a table-tennis table and an aquarium.
Please come in with your shoes on.

 

There are two rooms on the left side of the Genkan.
The first is a large conference room, We called the "OHIROMA".
The conference room can accommodate about 30 people.
Since the projector is attached, it can also be used for internal and external study session.

 

The second is mainly for the visitors room, We called the "KYAKUMA".
The meeting room can accommodate about eight people, both wall is a white board.

 

And then, we will introduce the interior of the office.
Office is one floor, shared space in the middle, both sides are working space.
In a shared space, there are a meeting space "Famires", a multi-purpose space " Zashiki" and a relaxation space "Daidokoro".

We are able to drink all drinks such as coffee and water for free.
There is a blackboard.

 

We were not able to introduce all in this time, so we will introduce in the next opportunity.

Criteria in Job-Hunting

Criteria in Job-Hunting

Hi, I'm Hiraku Mishima. I'm a rookie at atWare that belonging to KEY team. In this week we will present our posting in English.
So, I would like to start the first one.


Motivation

This posting is for students who will prepare to start their job-hunting. Today, from my viewpoint, I will introduce you about my criteria for selecting company/job. And I hope this posting will be a good reference for your selection.


Self Introduction

I lived in Hakodate in Hokkaido. I graduated from National Institute of Technology Hakodate College and mainly learned about mechanical engineering. Now I'm trying to develop a fast calculation system by distributed processing with Apache Spark.


Nice meeting with atWare

About 2 years ago, I met this company at 2013's atWare internship. At that time I'm not familiar with IT technology but I was really interested in employee at atWare. In that activity, I can remember that I enjoyed talking with employees and got good inspirations from them. Through the internship my fixed idea was broken and got a positive feeling to IT company/job. After finish that internship I of course keep the relationship between atWare. Now fortunately I'm belonging to this company and enjoying learning about new technology.


Why I wanted to work at atWare

Do you have any criteria to select company/job? Company welfare, workplace, working time, atmosphere, company event and so on. From my viewpoint the important criterias are small company and sympathy between employees.
I want to work at small company because I think it's better way for making strong cooperative between employees. atWare already had kindness mind like "at-home". So people in there sometimes take care each other sincerely. I thought that it's suitable for me. And I thought that I want to work in the same atmosphere.
When I got employment exam I wasn't familiar with IT technology (programming, software development, ...) but I didn't care about my weakness point. My attention is, whether I can get sympathy with people working in there.


In atWare

Now In this company's atmosphere I can express my original characteristics naturally without any obstacle in my mind. I every time feel fun because I can possible to work with people who made this good atmosphere. So, I want to be able to sustain/adapt it.
It spend about 6 month when I entered in here. Not only in the project, also lunchtime or freetime, people sometimes pay attention me for giving a lot of good advice. From now on I will make conversation with other people more aggressively for getting good inspiration.
In atWare there are good environmens that gives me a lot of energies.


Nice meeting make your fulfilling life

You might worry about something related to your carrer path. Forexample your parent, stress from new environment, living alone, long-distance love and so on. But you should get-rid of that kind of negative image to take a new step for your life. And then Let's create a lot of new relationship at any places/events. All of new exciting meeting grow up your sence of values. If you have a good chance you can also easily join GEEKSCOOL event held at atWare. Also there are a lot of company or community events in this area.
So, please enjoy finding new relationship!

Atlassian Stashの耐障害性を高めよう その3 HAリソースセットアップ編

Atlassian Stashの耐障害性を高めよう その3 HAリソースセットアップ編

今回も引き続きStashの高可用性(HA)クラスタを組むべく進めていきたいと思います。

ATLASSIAN STASHの耐障害性を高めよう その2 HAセットアップ編はHAクラスタをくんだものの、
IPアドレスの設定のみで終わってしまい、全くStashの可用性が高まらないまま終わってしまいました。

このままでは表題に偽りありと言われても反論出来ないので、今回こそは、Stashの可用性を高めていきたいと思います。

前回は、ノードが切り替わる際にIPアドレスが自動的にアクティブノードに付与されるように設定を行いました。
ただ、アクティブノードにIPアドレスが付与されるだけでは、Stashにアクセス出来ません。

というわけで今回は、ノードの切り替わり時に自動的にStashが起動する様にします。

前提条件

  • 前回までの設定が終わっている
  • Stashが各ノードにインストール済み&初期設定済み
  • Stashの自動起動がOFFになっている
  • StashのデータベースはStash以外のサーバーのものを使っている

ここまでの設定が終わっている前提で進めていきます。
Stashはインストーラーを利用しても、tar.gzを利用しても問題ありません。

なお、今回のStashはインストーラーを利用してセットアップしました。

リソース制御スクリプトの追加

今回クラスタの制御に使用しているPacemakerは、一般的なクラスタリソースの制御スクリプトが最初から用意されています。
また、クラスタリソース制御スクリプトが用意されていない場合、
Pacemakerの指定する形式に沿った自作のスクリプトを所定のディレクトリに配置すると、制御対象のクラスタリソースを追加することが出来ます。

Atlassian Stashも残念ながらPacemakerにスクリプトを用意されるほどにはメジャーになっていないようなので、自作のスクリプトを配置する必要があります。

このスクリプトを一から自作するとなかなか大変なのですが、Atlassian社がサンプルで用意しているリソース制御スクリプトがあるので、今回はそれを拝借します。

CentOS 7.1 + Pacemaker 1.1 の構成では
/usr/lib/ocf/resource.d/ 以下に
自作スクリプトを配置することによりクラスタリソースが追加されます。

ということで、このファイルを各ノードの /usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat に配置します。

cd /usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat
curl -o stash https://bitbucket.org/atlassian/stash-ha-example/raw/1397712da2b11ab4894c91446009aacae94fcf3d/vagrant/scripts/heartbeat-stash
chmod 755 /usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat/stash

リソースが定義されているかの確認をします。
pcs resource list コマンドの結果に
ocf:heartbeat:stash が含まれていればOKです。

# pcs resource list
--中略--
ocf:heartbeat:slapd - Manages a Stand-alone LDAP Daemon (slapd) instance
ocf:heartbeat:stash - Manages a Stash instance
ocf:heartbeat:symlink - Manages a symbolic link
ocf:heartbeat:tomcat - Manages a Tomcat servlet environment instance
--以下略--

Stashリソースの定義

リソースを定義する準備が整いましたので、クラスタにリソースを追加します。 下記コマンドを実行して、stashのリソースを定義します。

pcs resource create stash_res ocf:heartbeat:stash params stash_user=atlstash stash_home=/var/atlassian/application-data/stash stash_inst=/opt/atlassian/stash/3.11.3 op monitor interval=15s op start timeout=240s

次にstashが単一のノードでしか起動しないように設定します。

pcs resource meta stash_res migration-threshold=1

最後に、stashのプロセスと、VIPが同時に同じノードで起動するように設定します。

pcs constraint colocation add stash_vip with stash_res INFINITY

リソースを定義した後、クラスタの状態を確認しこのようにstashvipとstashresが同じノード上でStartedになっていればOKです。

# pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Sun Sep 20 10:07:15 2015        Last change: Sun Sep 20 09:32:39 2015 by root via cibadmin on node01
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 2 resources configured

Online: [ node01 node02 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node01
 stash_res    (ocf::heartbeat:stash): Started node01

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/disabled
  pacemaker: active/disabled
  pcsd: active/enabled
  

ノード切り替えの確認

それでは、設定が出来たのでノード障害時に自動的に切り替わるか確認したいと思います。

まず現状を確認します。
諸事情で、node02がアクティブになっています。

# pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Sun Sep 20 11:03:59 2015        Last change: Sun Sep 20 09:32:39 2015 by root via cibadmin on node01
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 2 resources configured

Online: [ node01 node02 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node02
 stash_res    (ocf::heartbeat:stash): Started node02

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/enabled
  pacemaker: active/enabled
  pcsd: active/enabled
  

では、ここでnode02の電源をOFFします。

# pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Sun Sep 20 11:08:36 2015        Last change: Sun Sep 20 09:32:39 2015 by root via cibadmin on node01
Stack: corosync
Current DC: node01 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 2 resources configured

Online: [ node01 ]
OFFLINE: [ node02 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node01
 stash_res    (ocf::heartbeat:stash): Started node01

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Offline

Daemon Status:
  corosync: active/disabled
  pacemaker: active/disabled
  pcsd: active/enabled
  

しばらく後にクラスタの状態を確認したところ無事にnode01に切り替わっていることが確認出来ました。

さいごに

今回で、ようやくStashが切り替わる様になりました。これで可用性が高まって枕を高くして眠れるかと思いましたが、実はまだ設定が足りませんでした。
実は、Stashはハードディスク上にもデータを保存しているのです。

というわけで次回はディスクを冗長化して、こんどこそ真のStashの耐障害性向上を成し遂げたいと思います。

なにが売れるかわからないべ

なにが売れるかわからないべ

みなとみらい

みなとみらいで、最近売れているはこれですね。

そうこれです。

3D9A3949.jpg

これです。

近所のサッカー小僧に売れるのはわかりますが、一般の方もよく買っているみたいです。

ちょっと小腹が空いた時にはいいですね。

でも、よくよく考えるとこれが売れているとはすごいですね。

一見お湯を入れなければいけない手間を考えると手に取ることをためらってしまいますが、

すでにその発想が頭が固い状態なのかもしれません。

アットウェア

アットウェアで売れている(押している)のは

アジャイル開発、Java、Scala

ですが、なにか自社のプロダクトを開発できたかというと…なかなか難しい。

アットウェアでも日々使って嬉しいもの、楽しい物を、便利なものを追い求めております。

その価値が何なのか。

アツい気持ちで、頭を柔らかくして、必死にアイデアを搾り出したいです。

何が売れるか、何が愛してやまないプロダクトになるのか!

インターンシップ体験記・2015(奈良高専 幾谷さん)

インターンシップ体験記・2015(奈良高専 幾谷さん)

はじめに

奈良工業高等専門学校専攻科2年の幾谷です。 ソフトウェア工学を専攻し、以前から開発プロセスに興味があったので、今回アットウェアでのインターンシップに参加しました。 結論として、ここでのインターンシップは、ぼくにとって大きな衝撃と感動に満ち満ちていました。 とくに以下の3点について素晴らしい経験ができたと考えています。

  • アジャイル開発を実際に自分で計画・実行することができた
  • 実際にアジャイルツール(カンバン、KPTボード)を動かしながら開発できた
  • 新技術に飢えているハイスペックギークな方々とたくさんお話ができた

情報が好きで、プログラミングが好きで、新しいものが好きな方はアットウェアでのインターンシップに参加することを強く勧めます。 私がアットウェアで3週間どのようなことをしたかを記事としてまとめることで、IT企業を目指す就活生やインターンシップへ参加したい学生の一助になれば幸いです。

作成したいアプリケーションの決定

アットウェアでのインターンシップは8月31日から9月18日までの3週間でした。 アジャイルの手法にのっとって、2人のチームで自分たちで考えたアプリケーションを開発することが私のミッションでした。

初日(8月31日)にチームメンバーの顔合わせ、「アジャイルとは何か」についての講習、作りたいアプリのコンセプトの決定をしました。 アジャイルチームの社員の方々との検討の結果、我々は学生向けのマッチングサービスをWebアプリケーションとして開発することになりました。 コンセプトをインセプションデッキという形でまとめることで、より詳細に作ろうとしているアプリケーションを想像できるようになりました。

インセプションデッキの構築後は、タスクの洗い出しとユーザーストーリーマッピングを行いました。 社員の方々が実際に使っているやり方で開発の計画をつくることで、私のアジャイルへの理解がとても進みました。

スケジュール

2日目以降はおおむね以下の画像のとおりに作業を進めました。 実働10日間を2つのスプリントに分割し、それぞれの中で計画・開発・ふりかえりをまわすというやり方が基本となりました。

開発

開発はJava+Gradle+Springで行いました。 アットウェアでは多くの方がJavaでシステムを書いているので、困ったときにはすぐに質問できる環境になっていました。 10時から19時まで昼休憩を除いて、毎日7時間弱ぐらい開発に没頭していました。 開発時のタスクはすべてカンバンで管理し、毎日タスクカードがCheckIn -> ToDo -> Doneと流れていきました。

ふりかえり

各スプリントの最後にはふりかえりの時間が設けられていました。 ふりかえりでは、作成したプロダクトのデモ・KPTによるチーム改善・次のスプリントの計画を行いました。 毎週このようなデモがあるので、1週間の開発時間内に動く成果を出すことが要求されます。 すこしプレッシャーもありましたが、動く成果を出し続ける作業は進捗の明確化はもちろんのこと、作業者の精神衛生にとっても有益だと感じました。

デモの後はKPT法でいまのチームが「続けるべきこと(KEEP)」、「問題(PROBLEM)」、「問題解決のための施策(TRY)」を議論しました。 毎週このような場を設けて、定期的にチームを改善することで、アジャイルの土台が保障されるのだと思いました。

KPTのあとは次のスプリントの計画を行いました。 このスプリントで取り組むユーザーストーリーをバックログから選択し、それぞれについてタスクの洗い出しと見積もりをしました。

成果物

実働10日間の開発の結果、facebookアカウントで登録するマッチングサイトが完成しました。

まとめ

この3週間のインターンシップで以下のことをとても深く学ぶことができました。

  • アジャイルにのっとったソフトウェア開発のやり方(カンバンによるタスク管理、KPTによるふりかえりなど)
  • JavaによるWebアプリケーション開発(Java+Gradleの使い方、SpringによるWebフレームワーク開発)
  • 新しい技術を学ぶ姿勢、追いかける姿勢

学校の授業や独学でなんらかの情報技術を学んでいる人にとって、アットウェアでのインターンシップは、コーディングだけではないソフトウェア開発のイロハを学ぶために最適な機会になると考えています。 プログラミングをやっていない人にとっては(ぼくの相棒はプログラミング経験なしでした)、IT企業が実際にどんなことをしているのかを知るためや、プログラミングを自分の技術にするためのまたとない機械になると考えています。 すこしでも情報に興味があって、最先端の現場で通じる技を知りたい方は、是非アットウェアでのインターンシップに応募してみてください。

最後に、アットウェアの皆さんには、アジャイル手法の教示から開発の支援まで、さまざまな場面で多くのご支援をいただきました。 社会経験として、技術の鍛錬として、素晴らしい3週間をほんとうにありがとうございました。

Scala先駆者インタビュー Vol.1  ヌーラボ吉澤さん

Scala先駆者インタビュー Vol.1  ヌーラボ吉澤さん

「じゃあ今年、発表してみない?」その言葉でScalaの道が開けた!

  • > インタビューイー ヌーラボ 吉澤
  • > インタビューワー アットウェア 北野

北野:こんにちは、アットウェアの北野です。Scala先駆者インタビュー第一回目は、ヌーラボの吉澤さんとトークしてみたいと思います。ヌーラボさんは、BacklogやCacooという開発者にとっては馴染みのサービス・ツールを開発している会社です。吉澤さんは、ヌーラボの中でもTypetalkというチャットサービスのリーダをしていて、そのプロダクトはScalaで開発されています。早速ですが、吉澤さんはどのようにScalaと出会ったんですか?

ヌーラボ吉澤さん。非常に気さくで人と話すことが大好きな方。

ヌーラボ吉澤さん。非常に気さくで人と話すことが大好きな方。

吉澤:Scalaとの出会いはそんなに昔ではありません。就職した頃は、最初はJava言語を扱うSIerに所属していて、その後の転職ではC#へ転向し、それまでは仕事では全くScalaに触れることはありませんでした。2009年か10年ぐらいの時に、Javaが1.5,16あたりで停滞していた時があったと思うのですが、その頃Scalaという存在を初めて知って、Option やコレクション周りで Java にはない機能を目の当たりにしてちょっと触ってみようとしたのが出会いです。

北野:それで、すぐにTypetalkを開発しようとしたのですか?

吉澤:いえいえ。まだまだ、そんなレベルまでは。仕事で使おうというより、初めてのきっかけは、協業している会社さんと合同で行っている勉強会で「吉澤くん、次、何か発表してみようか?」と無茶ぶり的に誘われたことです(笑)。そのお誘いに乗っかり、Scalaという言語がありますよ、的な内容でその勉強会で発表をしました。当時はまだWebのフレームワークとかも今とは違ってPlayは無く、Liftぐらいしかなくて、ちょっと正直、適応するには早いと思っていました。ただ、当時、世間的にはBDDのライブラリとかも流行り始めていて、そういう点でテストとかだったらいいから使ってみたらいいと思って、その発表をしたと思います。

北野:実際に少しずつ使ってみてどうでしたか?

吉澤:その後ぐらいに、ちょっとずつ使いだして、ちょうどTypetalkを作ろうと思って、それに適応してみようと思って。最初は、自分が作っているものが会社のプロダクトして正式に採用される確約は無く、正直自分の空き時間や趣味の時間なども使いながら作っていました。2012年ぐらいですかね?その時に選んだものは、自分がやってて好きなモノを選ぼう。それが楽しいって思って選んでいました。(笑)

北野:それでScala・Playを?

吉澤:そうですね。その時にJavaだったら、Seaser2とかSpringとか、Rubyなどを選択するというのもあったと思いますが、Seaser2はメンテナンスモードに入って進化が見えなくなっていた所だったし、ちょっといろいろチャレンジしてみたいなぁと思っていた頃でした。その頃、Play1を少し触っていて、面白いフレームワークだったのでやり始めたらちょうどそのタイミングでPlayが2.0のRC版を出しますってアナウンスがあり、この波に乗っかるしかないなって。(笑)全部Scalaで書かれているし。これはもう楽しい!そう思いました。 実際Play2.0に触ってみるとマイグレーションの機能だったり、Seasarでは出来ていたホットリローディングとかのそういう機能とかもあったので、勢いでTypetalkのプロトタイプを作りました。

北野:TypetalkをScalaで作り始めたって話だったんですけど、じゃあ実際作っていく中でScala的に苦労した点とかっていうのはありますか。

吉澤:ちょうどその開発を始めた頃、シンガポール支社の立ち上げで現地勤務になって、本当は勉強会とか日本のいろいろな勉強会へ参加して、色々聞きたかったんですけど、結局、シンガポールとかではそんなに盛んではなくて。手探り状態で、ネットを見ながら書いたところですね。

北野:大変でしたね。それを乗り越えて、素晴らしいプロダクトとしてTypetalkが出来たということをお聞きすると、なんだかいままで以上に愛着が湧いてきます!ところで、Scalaを使い始めた時に参考にした情報はなんでしょうか?

吉澤:そうですね、シンガポールに行くときに、日本からScala 逆引きレシピとかコップ本(Scalaスケーラブルプログラミング)を持って行きました。それ以外にもインターネットは役に立ちましたね。いろいろなリソースはありますから。でも、その中でもその本は、見よう見まねで書いていたあの頃には本当に役に立ちました。

北野:今はTypetalkは複数人で開発をしていると思うんですが、人を増やしていった時の話とか、苦労話や、Scalaイイね話があれば。

吉澤:そうですね。Typetalkが私の個人ワークから、会社のプロダクトへと成長した時に、1人女性の方に入ってもらいました。先ほど紹介した本を参考にしながらScalaに触れてもらったり、簡単な部分からTypetalkの開発を始めてもらったり、レビューをもちろんしながら徐々に進めていって、そしたら自然とScalaメンバが増えていきましたね。彼女に後で聞いてみたんですが、「もうJavaには戻りたくない」っていうぐらいの感じです。どこら辺がいいかっていうところを聞いたら、「やっぱり簡潔に書ける所」っていう。やっぱりJavaだとどうしても冗長になってしまうような所があるようですね。まだまだ私たちもScalaの真髄について学習中なところです。本当の意味で関数型を上手く活用できているか?というとまだだと思っています。

北野:Scalaでここはどうにかして欲しいとか未来への期待があればどこでしょうか?

吉澤:んー、唯一どうにかして欲しいと言えることは、コンパイル速度ですかね!(笑)これはScalaが進化していくに対しての大きな期待です。実際に開発者の方もDottyという新しいコンパイラを作っているとのことですし。

北野:いろいろ、お聞かせ頂いてありがとうございました!それでは、次の方を紹介してもらえますか? 吉澤:えっ、いいとも形式ですか? 北野:いい例えですね。吉澤さんも次の回に来ていただきたいので、ごきげんよう形式にしたいと思います。

吉澤:いいですね!いきます!では、瀬良さんという方はいかがでしょうか?Skinny FrameworkというScalaで書かれているWebアプリフレームワークを開発している方です。非常に活発にオープンソースに貢献されている方で、Scalaの普及にも多く力を注いでいます。

北野:先日のスマートニュースさんで行われた講演を聞かせていただきました。ついでにいうと、弊社、アットウェアの社内で開発しているナレッジシステムSiita(QiitaクローンでScalaで書かれているので、Siitaという)のベースがSkinny Frameworkです。すごく楽しみにしています。ありがとうございます。

CentOS7にCouchDBをインストールしてみた

CentOS7にCouchDBをインストールしてみた

CentOS7にCouchDBをインストールしてみた

みなさん、こんにちは。KEYチームの矢納です。

技術ネタ第6弾!!「CentOS7にCouchDBをインストールしてみた」です。
過去記事の目次はこちらに移動しました。

CouchDBをインストール

yumで簡単でインストールすることができます。
ですが、そのままインストールを行うと1.0.4と非常に古いバージョンがインストールされてしまいます。yumを使わずにインストールするのはこのサイトにあるように非常に面倒です。

  • OSのアップデート・依存関係のインストール
  • Erlang と Mozilla SpiderMonkeyをソースからインストール
  • CouchDBのソースからインストール

    これら無しでインストールの手順を紹介します。

epelレポジトリインストール

# rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/e/epel-release-7-5.noarch.rpm

CouchDBのインストール

# yum install -y couchdb

CouchDBに設定・起動

# vi /etc/couchdb/local.ini
12行目
;bind_address = 127.0.0.1
↓
bind_address = 0.0.0.0
# systemctl enable couchdb
# systemctl start couchdb

これだけです。とても簡単ですね。

起動確認

http://your-ip-address:5984/
http://your-ip-address:5984/_utils/

おわりに

簡単にCouchDBのインストールが完了しました。プロジェクトで古いCouchDBを使っているかたはこの際にアップデートしてみてください。

Email: yanou at atware.co.jp

XP祭り2015に参加してきました

XP祭り2015に参加してきました

みなさんこんにちは。KEYチームの武永です。

今回は、先日行われた 「XP祭り2015 “俺も!!”」 に参加してきましたのでそのレポートになります。

XP祭りとは

日本XPユーザグループ(XPJUG)が主催しているイベントです。
2002年より毎年秋に開催されています。
私は今回が初めての参加です。

今回参加したセッション一覧

私が参加したセッションは以下になります。 オープニングは間に合わず基調講演からの参加になりましたが。。。

基調講演「XP lives, XP dies, XP lives again!!」

角征典さんによる基調講演のスライドは以下になります。

基本的に全てスライドに書いてあるので御覧ください。
個人的に印象に残っているのは「ときめき」というワードです。

  • TDD -ときめき駆動開発-とは
    こんまり流片付け術 では「捨てるモノ」ではなく「残すモノ」を選ぶが、 残すかどうか迷った時に「それはときめくか?」と先生は聞くらしい。
    ときめきは個人的なもので教えるものではない、最強のツール。
    エクストリームプログラミング の23章「時を超えたプログラミングの道」は、
    ときめきの道であり、 XPをやるときもみんなが「ときめく」必要がある。
    「ときめくプラクティス」を選ぶべきである。
    XPは「価値」と言ってるけど、それは届けた後にしか分からないよね?
    だから「無駄」とか「価値」じゃなくて、「ときめき」が重要。
    これが「ときめき駆動開発」。TDDだよね!

プラクティスを選定するときに「ときめく」ことが重要というのは個人的にもスゴく共感出来ました。
実際にプラクティスを選定する場面に立ち会わせたことはありませんが、
何かしらの課題を抱えていて、それを解決してくれるかもしれないものに出会った時に「ときめく!」のだろうなとはなんとなく感じることができるので。
このあと1日中「ときめき」というワードがどこかから聞こえてくることや、 セッションの資料に出てくることもあったのでみなさん同じ気持だったのかなとか想像してました。

結構笑えるネタが盛り込まれていたらしいのですが、
私には分からないネタが多くて反応できなかったことが結構ありました(汗)

“共感”でつながるアジャイルチーム

こちらは「共感コミュニケーション」というものをワークショップで体験してみるセッションでした。
スライドは以下になります。

4つのプロセス

  • 観察
    録画再生のように明らかな事実
  • 感情
    自分/相手が感じていること
    エンジニアは感情を出しづらい/感情を抑える傾向にある職業だと本に書かれているらしいです
  • ニーズ
    何を必要としているか
    感情の裏には自分が必要としているものがあるはず
  • リクエスト
    具体的な要求
    叶わなくてもいいから口にだしてみる

このワークショップでは、「感情」と「ニーズ」の部分について 「感情」と「ニーズ」を結びつける練習を行いました。

最初に「自分の感情」を感じるということをしました。
例えば

  • ときめくプラクティスを聞いた時は「面白かった」。なぜなら「ひらめきが欲しい」、「刺激が欲しい」というニーズが「満たされた」からだ。
  • 基調講演を聞いて「ショックを受けた」。なぜなら一部理解できない話があり、「情報や知識がほしい」というニーズが「満たされなかった」からだ。

というように、どのような感情を持っているのか、その感情の元となるニーズを探ることで、
自分・相手が欲しているものは何かということを探っていくことをしました。

「自分の感情」を実際に他の人に上の例文のような形で話してみると 「本当にこの感情とニーズは合致しているな」と改めて納得した部分もありました。
しかし、「この感情はこのニーズと合致しているのか?」と自分に疑問を持って相手と本当のニーズを探してみると新たな発見もありました。
自分のことなのに実際に口に出してみると相手にも伝わるし、自分も新たな発見ができるという非常に面白い体験でした。

次にペアの人の話を聞いて、その裏にある「感情とニーズを探る」ということを行いました。
何かの感情にまつわる1つの出来事を相手に話して、相手はその裏にある「感情」を当てたあと、2人でニーズを探していくという練習でした。

これが非常に難しくもあり、面白い時間でした。
相手の話の裏に隠れている感情を探るのは難しく、そこからニーズを探るのはさらに難しかったですが、
探ろうとして深堀りして聞いていくうちに新しい情報が出てきてもっと相手のことが知れたり、
自分のことを知ってもらえるようになるのだなと感じた時間でした。

TDDライブコーディング

こちらは「ときめき駆動開発」ではなく本当に「テスト駆動開発」の方のTDDライブコーディングです。
まずはTDDについて説明と登壇者のきょんさんが大事にしていることの説明がありました。

TDDの3原則 by Uncle Bob

  • 失敗するテストが出来るまでプロダクトを書いてはいけない
    最初Greenにした時に、一気に追加実装してしまうのはTDDあるあるだがやってはいけない
  • 失敗するテストがある場合にはそれ以上テストを追加してはいけない
  • テストを成功させるプロダクトがある場合にはそれ以上プロダクトを追加してはいけない

要求や設計の反映

テストが失敗した時に判断できるようにする

  • バグを埋め込んでしまったからか。
  • 意図された振る舞いは変わらず関連性があった部分が何処か別の場所に移されていたのか。
  • 振る舞いがもはや正しくない。システムの前提が変わってしまっているのか。

分析と設計

  • 分析には主にミカドメソッドを使う
  • 設計には主にTDD/BDDを使う

そして実際にライブコーディング。
https://gist.github.com/kyonmm/6102436 にあるTODOリストをTDDでコーディングするのを見ていくセッションでした。
もっと時間があればワークショップにしても良かったらしいですが、90分枠でライブコーディングになったらしいです。

ライブコーディングの様子

そして出来上がったコードがコチラ

最初Greenにした時に一気に追加実装してしまうのは割りとやりがちなので気を引き締めたいところです。
きょんさんは非機能系(パフォーマンスとか)のテストも最初から入れるとのことで、
特に性能テストとかは最初から書いておくらしいです。
実際にどういうテストを書くのかあまり想像できていないので個人的に聞いてみたいです。

LT祭り

そしてLT祭り。
毎年レベル高いと聞いていたのですが、噂通りでした。

それぞれ公開されているスライドを以下に紹介しておきます。

クロージング

最後の最後に協賛の出版各社様からの献本が参加者にプレゼントされました。

私はプレゼントを貰える条件の1つ

XP祭りに初参加で、入社5年目以内

という条件に当てはまったのでこちらを頂きました。ありがとうございました。

最後に

非常に良い刺激を受け続けた1日でした。
一度読みましたが、もう一度エクストリームプログラミングを呼んでみようと思いました。
そして今回聞いたものですぐに使えそうなのものはどんどん実践していきたいです。
例えば共感コミュニケーションなどは非常に練習が必要だと思うので常に意識しながら会話していきたいですね。
今回参加できなかった他のセッションも興味深いものが多いので、スライドをあとで見ようと思います。
来年もきっと参加します!!

【告知】TDD勉強会@みなとみらい

【告知】TDD勉強会@みなとみらい

TKG 「Tamago Kake Gohan」じゃなくて、
TDR 「Tokyo Disney Resort」でもなくて、
TDD 「Test Driven Development」

TDD(テスト駆動開発)とは、プログラム開発手法の一種で、プログラムに必要な各機能について、最初にテストを書き(これをテストファーストと言う)、
そのテストが動作する必要最低限な実装をとりあえず行った後、コードを洗練させる、という短い工程を繰り返すスタイルである。
多くのアジャイルソフトウェア開発手法、例えばエクストリーム・プログラミングにおいて強く推奨されている。(wikipedia より

TDD 知ってます?

TDD 実際にどうやるの?

TDD プロジェクトで取り入れたことありますか?

TDD やってみてどうですか?

TDD 気になることありませんか?


そんなギモン・シツモンを抱えている方に朗報です!
JJUG CCC 2014 で TDD に関する登壇経験のあるグロースエクスパートナーズの大中さんを迎えて、
明後日9月18日(金)16時から弊社横浜本社(場所はココ)で「TDD 勉強会」を行います。
まだ参加者募集中ですので、ご興味のある方は是非ともご参加下さい!
https://keyatware.doorkeeper.jp/events/30962

※ JJUG:日本Javaユーザーグループ
※ CCC:Cross Community Conference

Atlassian Stashの耐障害性を高めよう その2 HAセットアップ編

Atlassian Stashの耐障害性を高めよう その2 HAセットアップ編

今回は 前回 「Atlassian Stashの耐障害性を高めよう その1 プランニング編」 の続きとして、
HAクラスタのセットアップを行いたいと思います。

手順はredhat向けのHIGH AVAILABILITY ADD-ON リファレンス を参考に行っていきます

今回の構成

今回は、LinuxのHAクラスタミドルウェアの定番であるPacemakerを使用してクラスタを構成します。

ソフトウェアバージョン
CentOS7.1
Pacemaker1.1.12
Corosync2.3.4
pcs0.9.137

ノード設定

ホスト名IP備考
node01192,168.33.21Stash node #1
node02192,168.33.22Stash node #2
stash192,168.33.101Stash VIP

事前準備

クラスタ構成の際にお互いのノード名を解決出来なければならないので、
/etc/hosts にホストを追加しておきます。

/etc/hosts

192.168.33.21 node01
192.168.33.22 node02

次にクラスタの通信に使用するポートを開放します

# firewall-cmd --permanent --add-service=high-availability
# firewall-cmd --add-service=high-availability

ソフトウェアのインストール

それでは、必要なソフトウェアをインストールしていきます。

# yum install pcs fence-agents-all

コマンドを両方のノードで実行します。
これだけでHAクラスタに必要なソフト一式がインストールされます。

インストールが無事完了したら、クラスタの構成を行うコマンドのデーモンである pcsd を起動します。
また、再起動時に自動的に起動するように設定します。

# systemctl start pcsd
# systemctl enable pcsd

クラスタの構築

次に、node01,node02をメンバーとして、HAクラスタを構築します。

hacluster ユーザーのパスワードを設定

ここでは、マニュアルの推奨に従って、両ノードともに同じパスワードを設定します。

# passwd hacluster

これも両ノードで実行します。

クラスタノードの認証

クラスタノード間の認証設定をします。

# pcs cluster auth node01 node02 -u hacluster -p hacluster

クラスタの作成

クラスタを作成します

pcs cluster setup --start --name stash node01 node02

クラスタ状態の確認

作成したクラスタの状況を確認します。

# pcs cluster status
Cluster Status: Last updated: Mon Sep 14 09:46:54 2015 Last change: Mon Sep 14 09:42:40 2015 by hacluster via crmd on node02
Stack: corosync Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 0 resources configured

Online: [ node01 node02 ]

PCSD Status: 
  node01: Online
  node02: Online

両ノードがOnlineとなっていればOKです。

STONITH の無効化

ここで、/var/log/messages を確認すると。

Sep 14 11:16:14 localhost pengine[4158]: error: Resource start-up disabled since no STONITH resources
have been defined
Sep 14 11:16:14 localhost pengine[4158]: error: Either configure some or disable STONITH with the ston
ith-enabled option
Sep 14 11:16:14 localhost pengine[4158]: error: NOTE: Clusters with shared data need STONITH to ensure
 data integrity
 
といったエラーが発生しています。
この[ページ][0]によると STONITHと呼ばれるノードが不安定になった場合、自動的に再起動を行う機能が有効になっているものの、その機能を実現するためのリソースが無いためエラーとなってしまっているようです。 現時点ではSTONITHを使用しないため、
pcs property set stonith-enabled=false

を実行し、機能を無効化します。

リソースの作成

クラスタの設定が終わったところで、次にリソースを設定します。
クラスタでのリソースとは、特にクラスタノード間で共有するリソースのことを指します。
例えばアクティブノードが使用する仮想IPなどです。

今回は、ユーザーがアクセスする際に指定する、サービス用の仮想IPをリソースとして追加します。

どちらかのノードでコマンドを実行します。

# pcs resource create stash_vip IPaddr2 ip=192.168.33.101 cidr_netmask=24 op monitor interval=6s

これで、6秒ごとに死活確認を行うIPアドレスの共有リソースが設定されました。
具体的には、アクティブノードに 192.168.33.101 のIPエイリアスが設定されます。

ノード切り替えのテスト

サービス用の仮想IPが割り当てられることが確認出来ましたので、
正しく系切り替えが行えるか確認してみたいと思います。

アクティブノードの障害

アクティブノードの障害時に正常に切り替わるか確認してみましょう。

Active : node01 Standby: node02

の状態で、node01の電源をOFFしてみます。

実施前

# pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Mon Sep 14 12:14:31 2015        Last change: Mon Sep 14 11:51:35 2015 by root via crm_attribute on node02
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 1 resource configured

Online: [ node01 node02 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node01

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/disabled
  pacemaker: active/disabled
  pcsd: active/enabled

2ノードともオンラインで、stash_vip は node01に割り当てられています。

ここで node01 の電源をOFFにします

# pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Mon Sep 14 12:18:31 2015        Last change: Mon Sep 14 11:51:35 2015 by root via crm_attribute on node02
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 1 resource configured

Online: [ node02 ]
OFFLINE: [ node01 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node02

PCSD Status:
  node01: Offline
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/enabled
  pacemaker: active/enabled
  pcsd: active/enabled

正常に node02 にIPが切り替わりました。
この間pingを192.168.33.101宛に行っていましたが、今回はpingが途切れる事なくノードが切り替わりました。

スタンバイノードの追加

では、次に稼働中のクラスタに、node01を追加します。

node01を起動し、node01でクラスタを起動します。

# pcs cluster start

正常に node01がクラスタに参加しました、ただアクティブノードはnode02のままです。

pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Mon Sep 14 12:24:38 2015        Last change: Mon Sep 14 11:51:35 2015 by root via crm_attribute on node02
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 1 resource configured

Online: [ node01 node02 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node02

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/disabled
  pacemaker: active/disabled
  pcsd: active/enabled

アクティブノードの手動切替

最後に、アクティブノードを切り替えます。
片系ずつ切り替えながらメンテナンスする際に威力を発揮しそうです。

アクティブノードをスタンバイ状態にし、強制的にきりかえます。
アクティブノード上で下記のコマンドを実行します。

 # pcs cluster standby
 
正常にノードが切り替わり、node01がアクティブになりました。
# pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Mon Sep 14 12:44:33 2015        Last change: Mon Sep 14 12:44:24 2015 by root via crm_attribute on node02
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 1 resource configured

Node node02: standby
Online: [ node01 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node01

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/disabled
  pacemaker: active/disabled
  pcsd: active/enabled

ただ、このままですと node01に障害が発生した場合でもnode02に切り替わらないので、 node02のスタンバイ状態を解除します。
スタンバイ状態のノードで以下のコマンドを実行します。

# pcs cluster unstandby
pcs status
Cluster name: stash
Last updated: Mon Sep 14 12:46:29 2015        Last change: Mon Sep 14 12:46:27 2015 by root via crm_attribute on node02
Stack: corosync
Current DC: node02 (version 1.1.13-a14efad) - partition with quorum
2 nodes and 1 resource configured

Online: [ node01 node02 ]

Full list of resources:

 stash_vip    (ocf::heartbeat:IPaddr2):   Started node01

PCSD Status:
  node01: Online
  node02: Online

Daemon Status:
  corosync: active/disabled
  pacemaker: active/disabled
  pcsd: active/enabled

node02がアクティブになりました。

今回はここまで

これでひと通りのクラスタ切り替えの動作の確認が出来ました。
しかしながら、IPの切り替えだけではStashの冗長化は出来ません。
次回は、ストレージの冗長化を設定しStashの冗長化を完成させたいと思います。

参考資料:

RED HAT ENTERPRISE LINUX 7 向け HIGH AVAILABILITY ADD-ON のリファレンスドキュメント
リファレンスなので、ひと通り情報は乗っているが、ステップバイステップで構築の手順となっていなく、コマンド例ももう一声ほしいところ。 総じて、読み解くのに読者の頑張りが必要なドキュメント。。。

CentOS7.1でPacemaker+corosyncによるクラスタを構成する(Part.1)
CentOS7 + Pacemaker でのクラスタ構築からVIP設定までが非常に丁寧にステップバイステップで解説されています。 最終的には、このエントリもほぼ似たような感じになってしまいました。