はじめに

こんにちは。神奈川大学経済学部の本田です。
8月31日~9月18日までの3週間、アットウェアでのインターンシップを経験させていただきましたので、その経験について書かせていただきます。

私はアジャイルチームとして、実践的なアジャイルプロセスを体験させていただきました。
開発したアプリケーションの概要や開発手順については先に投稿された幾谷さんの記事 コチラ をご参照ください。
3週間という長いようで短い期間のインターンシップでしたが、
まるで3年間ほどアットウェアで過ごしたかのように思える密度の濃い日々を送らせていただきました。
私が学ばせていただいたことは数え切れないほど多いのですが、中でも終生の思い出になると感じた3つの学びについて書かせていただきます。

アットウェアでの3つの学び

アットウェアのインターンシップを通じて私が学んだ3つのこと

  • HTML・CSS・bootstrapを中心とした様々な開発スキル
  • アジャイルプロセスがどのように開発現場で実践されているのか
  • 文系大学生として交流したことがない方々の生き方や考え方

HTML・CSS・bootstrapを中心とした様々な開発スキル

「Gitってなんですか?コマンドプロンプト使ったことないです」、これがインターンシップ初日の私の惨状でした。

アジャイルチームは私と幾谷さん計2人のチームで、
高専在学中の幾谷さんとプログラム未経験の私とでは時間にして7年分以上の経験の差がありました。
そこで私は浅学ながら少しだけ経験のあったHTMLやCSS等の開発のフロント部分を担当させていただき、幾谷さんがその他の全ての開発を担当する、という分担になりました。
しかし、フロント部分の開発だけでも相当に難航してしまいました。
冒頭でも述べたように私はGitの存在さえ知らず、幾谷さんとソースを共有するだけでも一苦労、という状態だったからです。
当然、HTMLエディタなんて使ったこともなく、ページの余白調整だけで丸一日を浪費してしまうこともありました。

このように、なぜインターンシップに応募しようと思ったのか?と思われても仕方がないような状況にも関わらず、社員の不破さんと矢納さん、幾谷さんは初歩の初歩から開発に必要な知識を丁寧に教えてくださいました。
不破さんにはCSSコーディングの一連の手法やデバッグの仕方を、矢納さんには私では手も足も出ないような技術の導入の仕方を、幾谷さんにはその他開発の途中で必要になる知識を逐一教えていただきました。

皆様のおかげで、ひよっこではありますが初日とは比べ物にならないくらいのスキルを身につけることができました。
springbootやbootstrap、gradleなんて聞いたことすらなかったのに、それらを触りだけでも扱えるようになったのはアットウェアの皆様のご教授があってのことです。
ありがとうございます。

アジャイルプロセスがどのように開発現場で実践されているのか

アジャイルプロセスという言葉はインターンシップ直前にネットで30分ほど調べただけで一体どのような手法なのか?やどんなツールを用いるのか?は全く知りませんでした。
しかし、この3週間の経験によってアジャイルプロセスがどんなものかおぼろげながら掴めた気分です。

特にアジャイルプロセス理解のための参考になったのは初日の武永さんのアジャイル講習です。
もし何も分からぬまま「アジャイル」という言葉を聞きかじっただけの状態で開発が始まってしまっていたら……、と考えるとこの講習にどれだけ助けられたか計り知れません。
開発中は何度もこの講習のノートをこっそりチートシートにして「イテレーション」や「スプリント」、「バックログ」といった用語を知ったふうに振舞っていました。
またアジャイルプロセスを実践するにあたって新井さんにはどれだけ感謝しても感謝しきれません。
私達のチームはタスクの切り分け方が雑だったり、足りなかったり、タスクにないことをやってしまっていたりと、
アジャイルプロセスを実践できていなかったところも多々あったのですが、新井さんは私達がどんなに失敗してしまっても、見捨てずにアドバイスをしてくださいました。
常に私達のことを案じてくださり、本当にありがとうございました。
一度失敗したことを二度失敗しないように今後も気をつけていきます。

アジャイル開発を実践させていただいたことで、
イテレーション毎の計画ゲームによるタスクの洗い出しや、イテレーション中のタスク管理、KPTによる振り返り等、
どんな本を読んでも決して学ぶことができない"アットウェア流"アジャイルプロセスを学ぶことができました。

文系大学生として交流したことがない方々の生き方や考え方

さまざまな知識を学べたことも良い経験でしたが、インターンシップでの一番の経験は多くの社員の方々と交流させていただいたことです。

私達はたった3週間のインターンシップ生であるにも関わらず、初日から最終日まで社員の方々はいつもにこやかに話しかけてくださいました。
毎日お座敷でお昼ご飯をご一緒させていただき、エンジニアリングや野球、家族の話など楽しかったり、ためになったりするお話をうかがうことができました。
休日には牧野さんのご自宅にお招きいただいてとてもおいしいご飯をいただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
このインターンシップでの一番大切な思い出です。

まとめ

このように私はアットウェアでのインターンシップでたくさんの知識と経験、思い出を得ることができました。

  • HTML・CSS・bootstrapを中心とした様々な開発スキル
  • アジャイルプロセスがどのように開発現場で実践されているのか
  • 文系大学生として交流したことがない方々の生き方や考え方

実は、私は就職での希望業界を全く考えておらず今までなんとなくパソコンが好きというだけで「希望業界はIT系・・・?」などと言っておりました。
今回のインターンシップも他のインターン生のような「これがやりたい!」という意思を持って参加していなかったことは否めません。

それでも今回のインターンシップを通じて将来はIT系に進みたいなあと明確に思えるようになりました。
他のインターン生と比べると私のスキルが劣っていることは明らかだったので、今後は猛勉強が必要だと思いますがこのインターンシップでの経験を思い出にがんばっていきます。

3週間本当にありがとうございました!