"Connecting the dots"

スティーブ ジョブズの有名なスピーチの中の言葉です。

彼が伝えたかったその意味は、自分のやっている事は、たとえ人とは違うことをしているとしても、いずれそれが点と点でつながり成果を生むと思って取り組めば、自分の気持ちに従う自信になり、続けることで人生を一変させることができる、ということです。

何度も何度もスピーチを聞き、また自分の今までの過去の経験を重ねたりすることで、彼の言っていることがだんだん理解できるようになりました。

人は十分に計画を立てて、先に旨味があることを目論んでから行動する。それが普通です。 が、しかし、自分のやりたい、面白い!と感じた事を、実はじっくり考えたり、人に相談したり、人から助言をもらったりして考えたりすると、将来なんの得もないかも?何にともつながらないかも?とか計算してしまい、スタートできない事が多々あるように思います。

一方で、自分の一瞬の勘や「やりたい!」という衝動的なアクションに任せて行動し、結果、良かったということもあります。アットウェアの設立に関することなどはどちらかというと、偶然の重なりや一瞬の判断が今日に導いてくれたと思っています。

人は知識深く、計算高く、周りの目を警戒して躊躇してしまう生き物。でも、本当にやりたいこと、自分の好きな事があるのであれば、どーんとやってしまいましょう。悩んで行動せず結果悔やむよりは、やって失敗して学んだり、一所懸命やり抜いく方が、得られるものは大きいでしょう。彼の言葉が後押しをしてくれています。

アットウェアは、設立して10年が経ちました。10年間、普通の日本の企業を目指して組織作りをしてきたわけではなく、私たちは、私たちオリジナルな組織を作ってきました。 「The 日本企業」というステレオタイプとは外れた組織、ユニークな組織だと思っています。

新しくなったホームページにもあるように、"自分たちの好きなことをたくさんやろう"というスローガンを掲げています。今は十分に実現できていないことかもしれませんが、仕事が好きなことで満たされ、それをすることで社会に幸せを配り、そして私たちはご飯を食べていけれる。そういう考え、良き文化を作っていける人たちがここに集い、世界を変えていくことを目指していきたい。

他の会社とは違う、他の会社ではやらないというのは、ネガティブなことではなく、それは自分たちの特徴。自分たちの自信。そう信じて、日々活動しています。