みなさんこんにちは。KEYチームの武永です。

今回も前回に引き続きGebネタです。 前回の記事はこちら

つい先日、先輩に 「Gebでスマートフォンのテストってできないの?」 と聞かれました。
確かにできたら便利な場面はあるはずだと思い、調査して実際に動かしてみたのでそちらについて書いていきます。
スマートフォンのブラウザでの確認であってアプリの確認ではありません。

GebでiPhone版の画面を表示するためのコードが以下のものになります。

ユーザエージェントをiPhone6のものに設定することで実現可能になりました。
ユーザエージェントに関してはこちらのサイトを参考にしました。

実際に動かす際には上記で作成した「MobileSpec」を継承したクラスを作成します。
下記の例は、iPhone6で「Yahoo! JAPAN」へアクセスするものになります。

作成したGebを動かしてみたものが以下の動画です。

確かにスマートフォン版の画面表示をさせることが出来ました。

最近ではWebサイトはスマートフォンに対応していることがほぼ当たり前になってきていると感じています。
このようにスマートフォン版ブラウザでのUIテスト自動化を行う機会は増えていくと思いますので参考になれば幸いです。